前脚(鎌)
折りたたんだ鎌状の前脚が最大の手がかり。付け根まわりの色は、身近な大型種を切り分けるときの重要ポイントです。
Field guide · 実物で見分ける
Praying Mantis
Mantodea(カマキリ目)
ここでは身近なカマキリ類の探し方と、代表的な見分け方を紹介します。写真の一例はオオカマキリです。日本では複数種が見られます。
動かない草の形。身近なカマキリ類の探し方と、代表的な見分け方。
写真: TekuraDF · Wikimedia Commons · CC0(リサイズ・EXIF除去あり。種はオオカマキリ)
動く虫を追うな。じっとしている草の形を探す。
見つけやすさは科学的な個体密度ではなく、ANIMAL PINS編集基準による観察難度の目安です。
まず鎌状の前脚。次に頭の形と動かない姿勢。
本ページはカマキリ(総称)の探し方です。色(緑・褐)だけで種を決めず、前脚・体型・環境をセットで見ます。
折りたたんだ鎌状の前脚が最大の手がかり。付け根まわりの色は、身近な大型種を切り分けるときの重要ポイントです。
三角形の頭を動かし、獲物を注視する。草に沿ってほぼ動かない待ち伏せが典型です。
細身か幅広か、草地か林縁か。場所と体型のメモは種推定の助けになります。
花・大きな葉・草地の縁。動かないものを疑う。
カマキリは「走っている虫」を追うより、花や葉に擬態して止まっている個体を探す方が成功しやすいです。
バッタなどの獲物が多く、待ち伏せに適した環境です。
種によっては草むらより樹上・低木を使う場合があります。
都市部でも管理されすぎていない草地や植え込みで見つかります。
夏〜秋が中心。秋は成虫が目立ちやすい。
成長中の個体も含め、草地で探すシーズンが本格化します。
成虫が目立ちやすい。種調査でも秋が選ばれることが多いです。
種によっては遅くまで見られることがあります。卵鞘(卵のう)の観察に切り替えるのも一手です。
卵鞘から孵化が進む季節。成虫はまだ少ない場面が多いです。
鎌状の前脚と、付け根まわりの色が同じ個体で見えるかを確認します。
写真: TekuraDF · Wikimedia Commons · CC0(前脚〜胸部をクロップ・EXIF除去あり)
身近で混同しやすい大型2種は、前脚付け根の色から。
vs オオカマキリとチョウセンカマキリ
結局ここを見る:前脚付け根まわりの色
大型2種はよく似ます。平塚市博物館などの案内では、前脚付け根の色や後翅の色が識別ポイントとされています。ここでは実写で付け根まわりを見比べます(例)。
オオカマキリ — 付け根まわりの色を見る
写真: TekuraDF · Wikimedia Commons · CC0(前脚〜胸部をクロップ)
チョウセンカマキリ — 付け根まわりの色を見る
写真: Yasunori Koide · Wikimedia Commons · CC BY-SA 3.0(リサイズ・EXIF除去あり(DSCN9576))
vs ハラビロカマキリ
結局ここを見る:腹部の幅と樹上性
ずんぐりした腹部と、草むらより樹上・植え込み寄りの出現が手がかりになります。
捕まえる前に、観察だけで十分だと思います。
全体の美しさより、前脚付け根まわり・横顔・体型が後から見える写真を残します。
撮影マナーは 野生動物を撮影するときのマナー もあわせてどうぞ。
見つける。でも、邪魔しない。
アプリの実績や報酬ではありません。観察の視点を伝えるチェックです。
見つける・見分けるのは実物写真。集めるのはPinです。
現場で鎌状の前脚や付け根まわりの色などを確認できたら、ANIMAL PINSに記録してPinを集められます。
Pin正本と、観察に役立つ補足情報です。
| 和名 | カマキリ |
|---|---|
| 英名 | Praying Mantis |
| 学名 | Mantodea(カマキリ目) |
| Pin ID | praying_mantis |
| カテゴリ | 昆虫 |
| 分類の扱い | 目レベルを意識した総称Pin(種は写真で追い込む) |
| 狩りの型 | 待ち伏せ型。動体視力で獲物を捉える |
| 主な環境 | 草地・林縁・河原・公園など(種で好みが分かれる) |
| 日本の状況 | よく知られる一方、種ごとの分布情報はまだ限られる地域もある |
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